名古屋市の東部丘陵地「八事」に、敷地面積 27848㎡を持つマンションです。近くには南山大学、名古屋大学、中京大学、名城大学があり、地下鉄名城線『八事日赤』へも徒歩数分の立地です。

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八事ガーデンの庭と花

壱番館、弐番館の間の西側には、滝のある深山を模したメイン庭園があります。大きな岩組みの間を流れる水場は、住民だけでなく、鳥達にも憩いの場です。

ちびっこ池庭園

八事ガーデンのメイン庭園です。
深山を模した岩組の滝の流れと、噴水池からの流れとを集めた「ちびっこ池」が中央にあります。

池には誰が放ったのか金魚や鯉が泳いでおり、時にはアオサギやカモがやって来ることもあります。
この庭の左右両横には初期の頃植えられた桜が大木となっており、その花の季節には「よそへ花見に行かなくてもいいネ!」と愛であっています。

またこの場所は池の方へかなり傾斜した土地なので、10年程前丸太による土留め工事をおこない、その間へシャガを植えました。花の季節はなかなか素敵な眺めでした。しかし年を経て土留めの丸太が劣化してきましたので、昨年更新工事をおこないました。

池の手前には株立ちのコブシが植わっており、薄ピンクの花をつける早春の景色は本当に素晴らしい眺めです。 

 

 

ちびっこ池庭園に植えた植物

ツバキ( 白侘助、玉之浦  大城冠、加賀八朔、キンジョバ 他 )
サツキ( 盆栽仕立てを30株程植込み )
モミジ( サンゴカク )     
その他 ドーダンツツジ、ミツマタ( 白花、赤花 )、アセビ、コクタン、カリン、クチナシ、ボケ、アジサイ、ヤマブキ、センリョウ シャガなど

 

八事ガーデンの花(その1)

花を育てるエリアを下記の6ヶ所とし、担当グループを分け世話しています。


A) 一番館北
B) 三番館北及び西
C) 二番館北
D) スロープ・管理棟前
E ) 北の森
F ) 正門横・北西角地

 

シーズンの花

冬 ~ 春 パンジー、ビオラ、シクラメン*、ハボタン、スイートアリッサム、リ
ナリア、ワスレナグサ等、( *ほぼ一年草扱いです )
初夏 ~ 晩秋 ペチュニア類、インパチェンス、ニチニチソウ、サンパチェンス、マ
ンデビラ、サルビア、ペンタス、コリウス等
 
予算が限られている中でやりくりするにはなるべく花期の長いものをと考え、つい同じような種類になりがちですが、花色、植え方等で個性が出せたらと考えています。
どちらかというと番館ごとのグループで植えつけなど世話することが多いので、活動が会員同志の交流の場となっています。 

 

八事ガーデンの花(その2)

以下のものは、植え替えなどはほとんどしないで水遣りや施肥、剪定などの作業をしています。

宿根草等の主なもの

クリスマスローズ、クレマチス、ジャーマンアイリス、ラベンダー、シャクヤク、ボタン、アジサイ、イングリッシュデージー、カンパニュラタ、タイム、スイセン、ユキワリソウ他山野草

バラの主なもの

1番館北: ブラックティ―、センチメンタル、ブルームーン、アブラハムダービー、コンパッション、ソンブレイユ他
3番館近辺: フレデリックミストラル、LDブレスウェイト、プロスペリティ、イグアンティーヌ
2番館北: ニュードーン
管理棟前: ビンゴメィディランド、ローズシェヌリック、アシュロットシャイアラット
北の森: ウェッジウッドローズ、ペレニアルブラッシュ、サマースノー、スパニッシュビューテイー他
北西角地: ポールズヒマラヤンムスク、アンジェラ、アイスバーグ、サマーモルゲン

バラはそれぞれのエリアの担当者が世話していますが、どこも病害虫に悩まされています。
特に、黒点病、癌腫病、バラクキゾウムシ、チューレンジバチなど。

マンションの建物に比較的近い所が多いので、強い薬剤をやるわけにもいかないし、消毒と聞くだけで拒絶する住民の方もおられるので、回数も極力少なくしかできません。そんな中でどのように育てるか試行錯誤の月日です。

 

A 一番館北の花「ちびっこ池前花壇」

ちびっこ池前花壇にはマンション設立時、サツキなどが植えられたのですが、誰も世話する者もなく、まもなくほとんどが枯れてしまい、やがて草だらけになると子ども達の絶好の遊び場となっていきました。しかし八事ガーデンのメイン庭園の前なので、草をひき花を植えました。
上の段の北側にはおもにバラを植えています。南側にはボタンやシャクヤクを植えています。また下の段は細長い場所ですが、南の部分のフェンスぎわにはハイカンツバキを列植し、その前や、北の部分のバラの前には、冬季にはパンジーやガーデンシクラメンなどを、そして夏季にはインパチェンスやコリウスなどを植えています。

B 三番館北・西花壇の花

三番館エントランス横には高さに段をつけた花壇があります。またクスノキなどが列植されているかなり長い植栽帯にも、多くのバラや季節の花を植えています。エントランス横に植えたバラの一株「フレデリックミストラル」は少し大きくなるので剪定などで対処していますが、この薄ピンクの剣弁高芯の花から漂う香りはかなり遠くにいる人をも魅了し、花の季節にはここを通るのが楽しみ、という方も多くいらっしゃいます。
季節によっては日陰になったり、風が吹き通る場所ですが、グループの皆で協力して一生懸命世話しています。

C 二番館北の花

① エントランス前

エントランス前の東側にはホトトギスやクリスマスローズなどの宿根草を、西側の車路までの細長い場所には季節の一年草の花を植えています。秋から春まではビオラやガーデンシクラメンを、初夏から秋まではサンパチェンスやブルーサルビアなどを植えていますが、この場所は高木のケヤキやユリノキ、カシなど、そして背後にはアベリアが植えられているので、日当たりの悪い部分が多く、さらに木の根が伸びてくるので、手入れが思いのほか大変です。

② 駐車場横の花

3か所のほんの小さな植栽スペースがあるのですが、南の部分には、後方にシャクヤク、その手前にはシバザクラを植えています。最前列には、イングリッシュカンパニュラタの球根がとても沢山増えています。東の場所には背後のフェンス沿いに「プロスペリティ」などのバラを、そして手前にはビオラやノースポールなど季節の一年草を植えています。西の一番狭い場所には冬季はビオラを、夏季はポーチュラカを植込み一面に広がります。

D 管理棟まわりの花

① 管理棟まわりにはフェンスを設らえ、ツルバラやクレマティスをからませその前面には冬季はスイートアリッサム、リナリア、ハボタンなどを、夏季にはペチュニア類やサルビアなど、その年によって花や色を少しずつ変化させて植えています。来客される方が目に止められることの多い場所なので、今後も住民の皆様の声を取り入れ、新しい花情報も参考にして、美しい花壇づくりをめざせたらと思っています。

② 正門からのスロープの横にあるイチイの手前の、道に沿った細長い場所には冬季にはパンジーなどを、夏季にはサンパチェンスやノースポール、サルビア類などを植えています。土地が少し傾斜しているので水や肥料分がうまく行き届かない所があり手がかかります。

 

E 北の森の花

ツルバラのアーチやトレリスの足元に、そして中高木の間や植木鉢に、また冬季など落葉して寂しい果樹の下にビオラなど季節の花を植えています。森と名はついていますが一番狭い森なので、花や花色が雑な感じにならないよう気をつけています。

10年程前種まきした一袋のイングリッシュデージーや、ワスレナグサがあちこちに広がっています。さらに樹木の下ではやはり種でふえた八重咲きのいろいろな色のクリスマスローズが大株に育っています。また這性のタイムやエリゲロンなどが、場所、場所に広がって自然な雰囲気を作っています。
管理棟の横なので散歩中の高齢者の方々がよく眺めてくださったり、小さな子ども達のちょっとした遊び場になっています。集まったり遊んだりできる余地を残しながら、沢山の樹種の木々の季節の姿や、花々を楽しんでいただける場所に育てることができたらと思っています。

F 正門横及び北西角地の花

正門横の南にある小さな花壇には、名古屋市から無償提供を受けた花苗を生かしながら、他の花苗を買い足し植込んでいます。夏季には背後の鉄フェンスにピンクと白のマンデビラをのぼらせたのですが、住民や近隣の多くの方々に好評でした。

また北西角地はちょっとした空地で八事ガーデンの土地ですが、かつては近隣の方々がゴミを出されている場所でした。しかし市行政の指導でゴミは各戸の前に出すことになり、草が生えているだけの場所となりました。ちょうど道路の交差した所で、多くの人の目に入る所なので花壇を作ることにしました。

狭い場所ですが、背後の鉄フェンスの上にツルバラの「ポールズヒマラヤンムスク」や「白モッコウバラ」などを這わせ、その手前には、やはり名古屋市から提供を受けた花苗や、それに合わせた季節の花苗を植え込んでいます。

日当たりが悪いのですが、それぞれの花の最盛期にはなかなか素敵な眺めで、通行される方の中には写真に収めていかれる方もあります。また高齢の住民の方は「バスで外出して帰って来ると、坂を上って最初にここが目に入るのよ。このきれいに花の植わったコーナーを見ると、八事ガーデンに住めることを本当にうれしく思えるんですよ。」と言われています。

「八事ガーデン緑と花の会」は2012年から連続して昭和区の花づくりコンテストの賞を受賞しています。

果樹

木が枯れた跡や空いている所に果樹を植えてみました。それ以前は花の咲く木や紅葉の美しい木を植えてきたのですが、果樹を植えて大きく育って実がなったなら、子ども達にとってもらうこともできるし、小鳥をよぶ手段にもなるだろう、そしてもちろん果樹は花の美しいものも意外と多いし、と考えてのことでした。

7~8年前に植えた甘柿は1本で50個程実るようになったので子供会や文庫、シニアの会などで利用していただいています。

しかし一方、自然に生えてきたり、子ども達が昔まいたビワが実るようになったのですが、そのためかまたは同じころ羽化するカブトムシをねらって集まってくるのか、カラス対策には頭を痛めております。

A) 菜園下: カキ「花御所」、渋ガキ「富士」、サクランボ「暖地黄桃」、ジューンベリー、ブルーベリー、ブラックベリー、甘夏、イチジク、照手水密、スダチ、レモン
B) 北西の森: ルーベリー3種、ブラックベリー、サクランボ、山ブドウ
C) 北の森: プルーン「ラバー」、アンズ「ハーコット」、スモモ「帝王」、イチジク(?挿木苗)、リンゴ「クラブアップル・レモイネ」「アルプス乙女」「メイちゃんの瞳」「フジ」
D) 消防門横: タラノキ、ミカン「佐世保温州」、「津の香」、「日向の娘」、ポポー「ウォバッシュ」