名古屋市の東部丘陵地「八事」に、敷地面積 27848㎡を持つマンションです。近くには南山大学、名古屋大学、中京大学、名城大学があり、地下鉄名城線『八事日赤』へも徒歩数分の立地です。

さらに詳しく

ブログ


「八事ガーデン緑と花の会」の今までそしてこれから

緑と花の会ができて16年。初めから活動を続けている会員もいますが、なかには転居されたり、高齢でやめられたり、亡くなってしまった方もありますが、一方、新しい方々が輪に加わってくださり、特に退職後の男性方は大きな力となっています。

[1] 花壇

八事ガーデンができた時、花壇や通りには1000株のキキョウなど、通りの名前になる程植えられたのですが、すぐそのほとんどは無くなってしまい、園芸クラブを作った平成11年頃には一株も無く、ただ草だけが生い茂っているという状況でした。
それから十数年がたち、会員や協力者の方々の日々の地道な努力のお陰で、それぞれの花壇には沢山の花々が咲き乱れるようになりました。これからも花の新しい情報等を集め、それらを生かしてより美しい花壇づくりができたらと思います。

[2] 植栽帯

敷地内の植栽は植え込まれた時からの問題をひきずっていますが、会としては落葉樹は基本的に無剪定、車の通行等に支障が出るようになったものはその枝を枝抜き剪定とし、またクス、カシ等の常緑広葉樹は年一度剪定を庭師に依頼しています。そして道路横などの生垣についてもなるべく背丈がそろうよう花後などに刈込剪定を依頼しています。今後も基本的にはその方針で進められることと思います。

[3] 森

マンションができた当初、西の森にはフィールドアスレチックがあり、よく子ども達が遊んでいたのですが、十数年もすると雑木のひこ生えがブッシュ状に茂り、道がどこにあるのか分からないような状態となり、枯木や倒木はそのままにされ、公開空地とはとても言えないような状態となっていました。平成13年、西の森など子ども達が自由に入れる森の枯松の伐採見積書が管理会社から出されていますが、47本の枯松伐採費用が100万円と記載されています。
会員及び協力者の方々の二度による下生えの整理及び業者の作業により、枯木が立ったままという状態はなくなり、地面に木もれ日がちらちら落ちる見通しの良い森となり、住民や近隣の皆様がよく散歩されたり、マンション内は勿論、近くの保育園の子ども達の遊び場、そして自然と触れ合える場となっています。

(a)西の森

周遊道「八事ガーデン四季の散歩道」の内側は基本的にコナラ、アベマキなどドングリのなる木を中心とした落葉広葉樹の雑木林を存続させ、また道の外側は小さなギャップができた時などにヤマツツジ類、モミジ、ツバキ等を植え育て、花や紅葉などそれぞれの季節がより楽しめるようにする。
また森全体の土地が東へ傾斜し、落ち葉を含んだ雨水がちびっこ池へ流れ込む地形なので、十年程前土留め対策を2種類施したが、木による土留めのうち下の段は昨年更新した。道より上部の土留めがほとんど無くなってしまっているので工事が必要である。

(b)南の森

自然林の中に枯木や倒木によりギャップが生じた時、そこに花や紅葉を楽しめる木を加えそれを育てていく。また傾斜がきつい所なので、かつて土留め工事を施したが、ほとんど用をたさない程朽ち果てているので、近く更新する必要がある。

(c)北西の森

タカノツメ、アズキナシ、ネジキ、サカキ等も生えている内部は自然林とし、そのふちに紅葉や花を楽しめる木を植え育てていく。

(d)北の森

既存の高木の間のあちこちに「庭」という概念のいろいろな側面を少しずつ再現してみている。手近な所で赤ちゃんから高齢者の方までが楽しめる場所をめざして。

(e)東の森

十年程前に一度枯れ木や倒木を伐採し下生えの整理をしたが、普段は入口に鍵がかけられており、現在はほとんど前の状態の暗い森に戻ってしまっている。
今後子ども達も含めた若い層の方々にも参加を呼びかけ、日が射す場所ができたらクリなどを植えてみたり、日陰ではシイタケなどのキノコ栽培、などといった活動ができないものかと模索している。

 

 

八事ガーデン創立20周年記念のシンポジウムの中でも話し合われたように、今後もマンション内の森のあり方、現代の里山づくりの意義とあり方を追求していく必要があると思われます。

 

最後に

一万坪近くある敷地のあちこちの木や花の世話を業者だけにお願いしたら、どんなに多くのお金がかかることでしょうか。八事ガーデンという自分達の住環境を少しでも良くできたなら、という小さな想いの集まりが「緑と花の会」を支えています。

緑と花の会の活動によって花壇などは少しずつきれいになり、森も少しずつ整備されてきたという結果だけでなく、これらの活動を通して、住民同士のつながりができ、育ってきました。

マンションという住環境で一生を過ごす人が多くなった現代において、「扉を閉めてしまって、隣近所にどんな人がいるか知らない。」などというひと昔前のマンションのイメージでは、豊かなマンションライフを送ることは難しいだろうと思います。

狭い所に多くの人が住む美点を探し、それぞれの力を出しあって、一つの「新しい桃源郷」のような地域社会が作れたらと思います。そしてそんな方向への一助に「緑と花の会」のような活動がなればと考えています。

これからも「八事ガーデン」の名称のように、ますます「ガーデン」が充実していくよう会員一同努力していきます。皆様ぜひ「八事ガーデン緑と花の会」をご支援ください。

 


最後になりましたが、八事ガーデン緑と花の会のホームページをご訪問くださいましたこと、心から御礼申し上げます。

 

このホームページ作成にあたって

ここ八事ガーデンは美しい四季を彩る豊かな自然の中に存在しています。この環境を維持し、向上させるため敷地内の植栽を常に見守り、育みながら活動しております。同時に季節の行事などに積極的に参加して、交流の場を広げ、心地よい暮らしの醸成に努めております。

世代が交代していく今、緑と花の会をもっとよく知り、理解していただく必要があると思い、ホームページを新たにすることにしました。よろしくお願いいたします。

八事ガーデン緑と花の会会長 石田治

制作委員会: 石田、佐野、武田、安藤、仲川、中村
挨拶: 石田
主な文: 中村
写真: 佐野、安達、仲川、中村
助言: 理事 滝日
制作: アールワンソリューションズ